犬 前立腺肥大

犬の前立腺肥大に関して

去勢していない犬は、前立腺肥大を発症する可能性があるので、注意が必要です。
前立腺は精液をつくるための器官です。
その中を尿道が貫いて通っています。

 

 

前立腺肥大になると、尿道が圧迫され、排便や排尿困難、血尿などの症状が現れます。
特に、排尿や排便困難はよくみられる症状です。
前立腺が大きくなるので、体の臓器が圧迫されます。

 

 

排便、排尿のかっこうをとっているのに、なかなか便が出ない場合は、罹患しているおそれがあります。
尿が出ない状態を放置していると、尿毒症になる恐れがあります。
命に係わるおそろしい病気です。
また、細菌感染により、膀胱炎、前立腺炎になるおそれもあります。 

 

 

 

症状が起こりやすいのは、7歳以上の未去勢のオス犬です。
加齢とともに、男性ホルモンのバランスが崩れることが原因と言われています。 

 

 

 

治療は内科的治療として、ホルモン剤投与が行われます。
外科的治療は、去勢です。
ホルモン剤を投与する際は、継続して治療を行う必要があります。
短期間で根治したいのなら、去勢が確実です。

 

 

 

初期の段階なら、去勢するだけで、前立腺が小さくなるケースが多いです。
去勢しても小さくならない、肥大してしまう場合は、他の病気の可能性があります。 

 

 

 

予防を考えるのなら、若いうちに去勢しておくことです。
発症しやすいのはシニア期です。
このころになったら、健康診断を受けたりして、早期発見、早期治療に努めましょう。
日ごろから様子を観察することも大切です。